その「アレルギー科」本物ですか?

「アレルギー科」の標榜について

「アレルギー科」「小児科」と看板やホームページに書いてある病院・クリニックをよく目にすることと思います。日本は、研修した診療科に限らず自由に診療科を標榜してよい制度になっているため、内科・循環器科・レルギー科だったり、内科・消化器科・小児科のように様々な診療科を標榜している医療機関が少なくありません。
医療機関の上手な受診の仕方は、その先生の専門分野を知ることが大切です。その先生が仮にアレルギーを専門に勉強しているならば、最低でも「日本アレルギー学会認定専門医」を、また、小児を専門に勉強しているならば「日本小児科学会認定専門医」を獲得していると思います。そのような掲示を院内にしているかどうかはその先生の診療の質を確認する上での方法のひとつです。


但し、専門医を取ったから終わりではありません。多くの研究発表や論文執筆、臨床経験を重ねて、専門医の養成・指導ができる「日本アレルギー学会認定指導医「日本小児科学会認定指導医のという上位の資格もあります
当院院長は日本アレルギー学会認定指導医「日本小児科学会認定指導医」の両方を取得しております。

栃木県内の小児科医でアレルギー学会認定門医を取得している医師は、現在
22、うち指導医を取得している医師は6です。ぜん息やアレルギー疾患でお悩みのお子さんがいらっしゃる場合は、トップページ「当院の特徴」に明記した医療機関への受診をおすすめいたします。

誤解のないよう申し上げておきますが・・・・・・・・・・
小児科や内科の医師の中にもアレルギー科に大変優れた経験と知識をお持ちの先生もおられます。決して専門医以外の医師は好ましくないという意味ではありません。その点改めて一言添えさせていただきます。